グラスゴーからドバイへは、
満席でした。
満席な上に、隣に座ったおっさんが、
とっても太かった。
そしてちょび髭で、
そしてワキガ。
というか、体ガ。
時折仕掛けてくるセクシーポーズは、
脇という、未知であるべきゾーンを思いっきり世間にさらけ出すもので、
隣に座ってしまった私は、マスクを二重にしても尚、
香りを0地点に近づけることは無理でした。
エコノミー席で7時間もトラベルする苦しさもさることながら。
これほど人は進化したというのに
何故か鼻だけは閉じることが出来ない。
臭いというものを避ける術は、今なお無いのだ。
そもそも満席のフライトに乗りたくなったが、
そんなことを言っても仕方ない。
もし、おっさんがもう少し細かったら。
私の座席の3分の1を、その肉が占領してなければ。
おっさんの臭気指数があと2500ほど低ければ。
チョビ髭でなかったら。
私の貴重な休暇の残り5日
移動時間を指し引くと80時間の日本ステイは
現実のものになってたはずだ。
でも、普通に、
臭かった。
これにはマイッタ。
そもそも、ワルシャワから帰って来て、
ドバイ➡スコットランド➡ドバイ➡京都➡ドバイ
っていうのを、ワルシャワも含めて10日でやろうとしたのが大間違いでは有ったけど、
もしおっさんの臭みがもう少し弱いだけでも、私はこの強行スケジュールをしてのけたさ。
ドバイへの着陸寸前に、
こんない辛い思いを7時間もしたのに。
今からまた9時間の飛行機と
2時間の電車に乗ると思うと、これ以上の辛さはなかった。
しかもたった80時間の日本ステイのために。
だからこの先5日間は、
ドバイでゆっくり過ごします。
寒いの大嫌い。
暖かいドバイで、ムフフと一緒にジムに行ったり、
お料理したり友達にあったり、ピラティス行ったり運転したり
ベッドでゴロゴロしたりして
ゆっくり過ごします。
誰にも私がドバイにいることは言わない。
一人で引き篭もって、家でゴロゴロするさ。
5日間も。
ある意味、太くて臭いおっさんが横に座ってなかったら、
今もう日本便に無理して乗ってたと思うと、
7時間の異臭は窒息するほど辛かったが、
おっさんに感謝かも知れない。
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